ありすとmksb

今回の映画ではマナに焦点があてられていたが、ドキドキプリキュアは基本的にはフレッシュ同様3人の幼馴染と異世界からの住人の4人でチームが構成されている。
(キュアエースは存在そのものがすべてのカギを握ってそうなので置いておく)

3人が幼馴染であるという事で、それに焦点を当てた描写も劇中では散見されたし、映画でも3人の強固な絆は思い出の国に囚われた際にも強い力を発揮した。

ドキドキを見始めたときに、一番初めに財閥の令嬢という立場である四葉ありすがどうしてマナの事をここまで大事にしているのかという事が気になった。
その理由は劇場版の保管エピソードと製作者が銘打った33話で語られる事となったが、そのエピソードから現代に至るまでの年月を経てマナや六花と適度な距離感で
友人関係を構築してきたのだろう。

さすがにこのクラスの登場人物はプリキュアシリーズにはいないだろうと思ったが、プリキュア界でのもう一つの財閥「御子柴財閥」の御曹司である御子柴健人を思い出した。
水無月かれんは財閥では無いため)

御子柴健人はフレッシュプリキュアの登場人物で3色団子(知念大輔、沢なんとか、御子柴健人)の一人で要するに3人の時代のプリキュア達の相手役みたいなもの。
相手役にするには何もかもが完全に劣っていたとも思うが、そもそもフレッシュは憧れの対象がプリキュア側にシフトしているので仕方ない気もする。

彼らは揃って市立四ッ葉中学の2年生。名前やセリフは与えられているが、モブのような印象を受ける普通の男子学生だ。
大輔はラブと昔から親交があるらしく、沢は美希に100回振られるという偉業を成し遂げた(彼の名誉のために言うが、美希関係以外の点では普通である)。

上記に書いたとおり、御子柴もブッキーに惚れていて船上パーティーに招待するために採寸したドレスを送ってくるというかなり気味の悪い事をやった。
それが基で、方々でmksbと略されてネタ扱いを受けている。

今回も、その辺はかばいきれない部分ではあるが話を先に進めよう。

タイミング的にいつだったかは失念してしまったが、限りなくモブキャラに近い御子柴が実は御子柴財閥の御曹司だという事がわかり、
それを証明するような珍妙なトレーニング回も放送された。
その放送内容を見る限りは四葉財閥に匹敵するレベルの規模と思われるだけに、御子柴も実はありすと同じような状態だったんじゃないのかなと考えました。

もちろん男女の差があるので、その辺の御家柄とか思考回路とかには差が出てくるかと思うのですが、財閥の御曹司やご令嬢ってやっぱり全然普通の人とは違うと思うんです。
そんな彼や彼女が家の外に出て友人たちとつるむっていうのは結構なもんだと思う。

ここからは妄想(今までも妄想)なんだけど、御子柴もやっぱり大輔や沢に手を引かれる形で家の外に出ることになったんじゃないかとも思う。
(ありすと違い、わざわざ公立の中学に行ってる点など。)

そう考えると劇中では空気読めない告白をしていた大輔や沢も、マナのように相手の手をひっぱって箱庭の中から引っ張り出す事のできる心の持ち主なのかもしれない。


などという事を、映画のありすのセリフである「マナちゃんのいない世界は意味がない」というセリフを聞いた後少し考えたのでした。



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