【ネタばれ】Newstage3〜永遠のともだち〜感想文

今更ながらNewstage3を見てきました。
結論から言えばDXの連続性もいいけどNSの連続性もよかったと思います。
単品で見ると全員声のあるDXシリーズとどうしても差がでるのかなと思いますが、NSも連続してみればそんなに気にならなくなるのかなぁとも思いました。
ただ、NSはとにかく一作目の声無しの違和感と言うかインパクトが強すぎた感はあったのでそこがネックだったかもしれません。

では今回もいつものようにトピックを挙げてコメントをしたいと思います。

①エンエンとグレル

正直、NS1とNS2が続きもんだという実感が実はあんまりなかったです。
NS2で少しあゆみちゃんが出てきた時はNS1でプリキュアにしたんだし一応はお情けで出しておくか……みたいなノリなんだろうなと思って見てたから、
今回のお話そのものが前回のキャラを出して話を進める話だと知ったときには正直驚きました。

そして今回のエンエンとグレル。私事ですが前回NS2で見た時もこの二人は他人とは思えないほど自分の過去とリンクしていたので劇場でも泣いたし、こないだDVD買ってまた泣いてた(笑)

なので、成長した姿がみられてかつ自分達の夢をかなえたこの二人に自分も近づけるように「私だって頑張りたいんです!」と言う感じでした。

②先輩と後輩

今回のNS3では来海えりかの再来と言われている白雪ひめが出ていますが、NS3ではテレビのままのビジュアルかつテレビに近い性格でしたね。
(正直めぐみの顔にひめが落書きなんかするかという気もしましたが)
DX2のえりかは別人かと思うぐらいのキャラでしたからここは改善されていてよかったと思います。
ドキドキ勢はもう少しめぐみ達との普通の会話が聞きたかったです。そう考えるとDX2の序盤とラストは結構めずらしいシチュエーションだったとも言えますね。

③ユメタとかいう中退

でも実際問題学校を中退して、何かの専門職になろうとしたが挫折してしまった状態ってどうなんでしょう。
自分は結構諦め早いから駄目だったら出戻るか別の道を探せばいいじゃないって思うけど、現実世界でも結構前にも後ろにも進めなくなる人って多いんじゃないかと思います。
今回の案件の場合は母親が居心地のいい場所を作っているもんだから余計に。
話的には悪夢退治を夢の到達点にしていかなきゃいけないから、ハードル高くなるけど単純な方向転換だったらもう少し楽に考えた方がいいと思う
……などとダイヤモンドオンラインの記事を見ながら考えていました。どうでもいいけど。

④やっぱり神様(ブルー)って無能だわ

本編でどうなるかっていうのはまだ分からんからあれだけど、ホントにこのブルーとかいう神様は無能だな。
フツーに考えれば夢に閉じ込めることが分かってる時点で、寝ることに危険性がある事ぐらいわかると思うがね……。
しれっと夢ですとか言ってるけど、あれ「おもちゃの国」みたいに真夜中の出来事じゃないんだよね。だからひめとめぐみ以外のプリキュアは一時的とはいえ、昏睡状態になってるんだよなぁ……。
ブルーの知り合いはそれでもいいかも知れんが、とんだとばっちりだな。やっぱり俺このキャラクター苦手だわ。(4/27:余計苦手になる事案が発生)

⑤変身する間もなく……

悪夢なんかに絶対負けない!→悪夢には勝てなかったよ……。

⑥嗚呼。素晴らしき夢の世界

歴代キャラクターが夢の中に閉じ込められ、自分の望んでいる夢をかなえているというシチュエーションでしたが、短期的な夢から長期的な夢まで様々でしたね。

覚えているとこではのぞみさんが先生として教壇に立っていました。
これはココの影響を受けたもので本編でも語られていました。そして咲はパンを焼いていました。
お店に行列ができていましたが、どこかで見たことある人ばかりでした。このシーン。
もう少し欲を言うなら何故霧生姉妹に敵の時の服を着せたのか小一時間問い詰めたい
他にも5の方々は将来の夢の夢を見ていましたね。実はかれんと六花は夢がかぶってましたし、マナは相変わらず総理大臣でした。

ここで気になったのがなぎさと咲。なぎさは夢の中でラクロスをしていましたが、これは高校以降もラクロスを続けているという設定なのか、
実は本編が終わって無くて優勝する夢を見ているのか。ひかるがオールスターズに出てない事を考えると、これもありそう……。その辺解明されてるのだろうか。

で、咲。なんかパン屋やってんだけど……。実家がパン屋でパンに対する愛情は当然あると思うけど、
パン屋を夢と言及した事は無いはず。本編終了前ならソフトかなとも思うけど霧生姉妹の服装と相まって残念でした。

⑦やあN1

あゆみちゃん!グレル!エンエン!
もうね、3人が顔を合わせた時、涙が止まりませんでしたよ。
最初にも言いましたがNSは1+2=3とはならないと思っていました。今考えればなんでそんな事を思っていたのかは分からないんですけど、
キャラの声が無かったインパクトだったりというものもあってかどこか「もう(オールスターズじゃ)ないじゃん」という気持ちがありました。

ただ、今ならはっきりわかんだね。NS1、NS2、NS3は間違いなくプリキュアオールスターズだったと。
この辺は偶然だったのか必然だったのかはわからないけれどもとにかく「あゆみ、エンエン、グレルがプリキュアに出会い、自らがプリキュアになっていくストーリー」だったんですね。
言ってみれば各プリキュア初期の「プリキュアになるお話」をとんでもなく長い時間かけて描いている。
それはもう変身に2話かかった某知性の先輩も裸足で逃げ出すぐらいの。

まぁ、あゆみちゃんの出方が唐突だったとかそういうのもあるにはあるんだけどやっぱりキュアエコーをもう一度見れたのは純粋に嬉しかったです。
なんていうか「どの世界にも属していない」っていうのが視聴者の立ち位置に近いものがあると思います。
ある意味でNSはディケイドみたいにプリキュアの世界に現れた坂上あゆみが様々なプリキュアや妖精たちとの関わりで、
自分の居場所を見つけるというこじつけも出来ない事は無いんじゃないかと思いました。

まぁ、グダグダと意見を垂れていますが結論としては3部作同時に見た時、この映画は真価を発揮するんじゃないかなと思いました。
DVDを連続で見る日が楽しみです。