ドキドキプリキュア総評(キャラ編)

プリキュアシリーズを継続視聴するようになってドキドキプリキュアで3作目。
一応、5・5GOGO・HC以外はシリーズ通して見ているので、段々プリキュアというものがどういう変遷をたどっているのかという事がわかってきました。

ただそれが分かればわかる程、もう無印MHのような普通さには戻る事は無いのかなという事も見えたような気がします。
それだけ今回のドキドキプリキュアは歴代のシリーズとは毛色の違うものになっていたんじゃないかと思いました。

それでは例によってトピックスをいくつか挙げてそれについての感想を書いていきたいと思います。
今チラッと各トピックスごとに1回の日記にすれば更新頻度を水増しできるなと思いましたが、そんなことしても残念なだけなのでこのまま続けます。

プリキュア

□相田マナ(キュアハート)
もうね、歴代プリキュア主人公の中ではトップクラスの人間ですよね。
それは同時にプリキュアの主人公としては現実味が全くない主人公だとも言い換えることはできると思いますが。
そして、それほどの能力を持った主人公だったからこそかなり難しい選択を求められるシーンも多かったのではないでしょうか。
恐らく今後プリキュアシリーズは無印の現実味のあるキャラクターからどんどん遠くなってヒーローとしての側面が強くなっていくのでしょうが、
マナはそれらの頂点になるのだと思いました。

□菱川六花(キュアダイヤモンド)
周りのキャラクターの設定がぶっ飛んでいるというのもあって、「頭が非常に良い」以外は一番普通の中学生に近かったんじゃないかと思います。
サイコレズ、イラりつといったネタ要素を見せてくれて面白かったです。
欲を言うなら最終回にイーラと言葉を交わしてほしいと思いましたが、それは二次創作のお楽しみにしておきましょう。

四葉ありす(キュアロゼッタ)
開始当初はマナがハイスペックここに極まるみたいな状態じゃなかったため、財閥という看板をしょっているありすに対して、
今までのプリキュアとは違うなという感覚を受けていました。
六花が今起きている事で彼女の人となりを説明しようとしているのに対して、ありすは過去の描写から人となりを描いている感じがしました。
この辺は登場人物が多い作品の宿命なのかもしれません。
日常のありすの行動も気にはなりましたが、50話という話数と意味のある登場人物の人数とを考えるとこの辺りが限界でしょう。

□剣崎真琴(キュアソード
まこぴーがドキドキプリキュアの主人公の一人だって最近まで失念していました。
正直アン王女の別れとかどうでもいいからイラりつはよ!とか思ってました。ゴメンナサイ……。
今回のプリキュアでは登場人物のスペックが高かったので成長物語としてはどうなんだと思っていましたが、
一話と最終回近辺のマコピーを比べれば変わったって、はっきりわかんだね。「でも、いい気にならないで」とか言ってたのが懐かしい。

□円阿久里(キュアエース)
※個別に何か書きます。(あまりよく理解できていないので)

□妖精(シャルル・ラケル・ランス・ダビィ)
プリキュアが高性能なら、妖精も高性能でした。
戦闘にのこのこ出てきて足手まといになるような先輩妖精よりも場を読んで活躍していたと思います。
人間体になってマナたちのお手伝いをするという方向性はかなり好きでした。
まぁ、人間体になったせいで手痛い仕打ちを受けた青いのもいますが(笑)
DBに至っては完全に真琴をお世話しています。
色んなところで目にしましたが、妖精にお世話されるようなシリーズになるとは思わなかった……。


○アイちゃん・岡田・レジー
アン王女は冒頭で命を3つに分け、いなくなってしまっていたのか……。
そう考えるとまこぴーや岡田が不憫ではあるが、彼女が残していった阿久里・レジーナ・アイちゃんを導いていけるように切り替えていくしかないね。
その点で言えば、トランプ王国の王様が一番切り替え早かったけど(笑)

岡田は初代大統領として頑張ってくれ。


ジコチュートリオ+クッソ汚いホモ2人
最終回の感じを見ると、キングジコチューに仕えると言うよりもその時代の悪の意識に仕えるような存在なのかね。あの三人+ホモは。
その辺の設定がよく見えてこないというかあまり考えられてないというか……。
いずれにせよ、これまでのプリキュアではラスボスを倒す=従者の処遇も決まる(改心か消滅)という方程式だったので
改心しないで生き残り去っていくというのは賛否両論あるんじゃないかな。

個別の感想についてはこんな感じです。全体の感想はもう少し推敲してから載せます。

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