【ネタばれあり】劇場版ドキドキプリキュア

先日ドキドキプリキュアの映画を見てきたので感想文を書きました。
例によってネタバレかつ長いと思うので、その辺を注意してください。

今回は最初から気になった場所をピックアップして感想や突っ込みをしたいと思います。
それぐらい盛りだくさんというか、筋を全部書いていくと恐らく途方ものない分量になってしまうので……。

どこまで行くかわかりませんが取りえず、1からカウントしていきたいと思います。
映画を見ていない人にはなんのこっちゃですが、ご了承ください。

1:親子三代のウェディングドレスって凄いな。
マナの祖母が何歳で亡くなったのかはわかりませんが、半世紀かそれ以上デリケートな衣装であるウェディングドレスが残ってることにまず驚きです。
まぁ、アニメだからそこ突っ込んだら負けなんだけれども。

2:いまさらなんだけどマナの父親はマスオさんと同じなんだね、立ち位置的には。
今まで知らなかったけど父親は婿養子かと思ったが、祖父と祖母の名字は「坂東」ということでした。この映画で父親が祖母に敬語を使っていたところでやっとわかった。

3:二階堂とかいうシーザーはどうなのか……。
自分がプリキュアさんにひそかに期待している恋愛系エピソード。
大輔に告白されたラブニキは最高だったけど、つぼみさんは興味本位で男の子に話しかける無自覚さん、響は全くそんな描写は無し。
スマイルは最終的に捨てキャラになってしまったオオカミさんというヤンキーを面白半分で引っ張って、結局豊島かとも思ったがそんなことも無く……。
(俺はTシャツまで買ったんだぞ!?)

そんなわけでドキドキではマナ担当の二階堂君。イーラは六花と末長く爆発して、どうぞ。
どうやらマナとは小学校時代からの知り合いらしく、マナを珍獣扱いする軽口を叩けるぐらいの仲ではあるようです。
ただ、SSの星野健太と咲ほどの仲ではないようですね。
ただ今回のプリキュアさんの男性担当は六花とアン王女だから、恐らく彼はこのままフェードアウトかと……。

4:百田くんの設定って時代錯誤じゃね?
少し先の話になるけれども、小学生時代の描写のなかでも二階堂と百田がクラスに一緒に入ってくる描写があった(見間違いでなければ)
ここからすると、2人はどう学年ということになるが百田はなぜか二階堂を敬語で呼んでいる。
一昔前のヤンキー漫画とかなら同学年でも敬語の友人関係とかあったのかも知れんが、今あんのかね?そんな人間関係。

5:この話はいつの時点の話なんですかねぇ?
本編との兼ね合いもあってエースの立ち位置が不自然に描かれていましたね。
この辺は他の人の感想でも見かけましたが、私もどの時点での出来事なんだろうと首をひねってしまいました。
ラブリーパッド入手後なので現放送回に限りなく近いのですが、アイちゃんがやたらと喋ったりエースも初回登場時のような上から目線だったので時間選びが難しかったのかなと思いました。
まぁ、特に大したことではないんだけれども。

6:夜の過ごし方それぞれ
ウェディングドレスが思い出の国の戦艦に飛んで行こうとした時、マナはもう就寝していました。
昼間に着た恰好で寝てたような気がするけど見間違いかな?
ピアノが飛んで行ってしまった六花は昼間の恰好をしていました。いくらなんでもスカートで就寝はしないだろう。
ありすは後からリムジンで飛んできたので詳細は不明で、まこぴーは仕事帰りの高速道路……。
こうやって見ると、マナは主人公だけあって良い子に描かれてますね。
マシューが攻めてきたのが何時頃なのかはわかりませんが。

7:セバスチャン、有能
リムジンで戦艦の小型砲台を破壊+煙幕での脱出を試みるとか有能杉内

8:無茶振りアンドハードルガン上げ
恐らく飛ばされた過去はマナが小4の8月30日夕方。その後の31日が明確に描写されていて、後は1日か2日か経った後に祖母骨折+マロ死亡+シャルル到着、
そこから強制的に7月31日の繰り返し(実際に繰り返したかどうかは別として)という流れだと自分は推測しています。

正直、マロOrおばあちゃんのどっちかしか思い出の世界にいなければマナは自力できっと帰れたと思うの。
ラブニキは爺さんに喝を入れられていたけど、そんな事されなくても六花やありすのいる世界の方に自分はいなきゃいけないと思える人だと思う。
ただ、今回はそんな対象が2人もいた。更に、マシューの作戦がうまいのはマロの死をもう一度体験させるという手段。
実際にマロが死んだのはああいう状況だったのかわからないけど祖母が坂道を下り落ちていく切っ掛けとマロの死を同時に味わったら、さしものマナちゃんも無理ゲーですわ。

9:DBはいつプリキュアになるんですかねぇ……
マナ奪還作戦の為に鳥人間コンテストをやり始めるダビィさん。なりたい姿を思い浮かべて変身するのであれば、お姉さんと少女の2パターンの変身でもよかったんじゃないですかねぇ……。
そんなことになったら阿久里ちゃんの存在が怪しくなるか……。
いずれにせよ、妖精連中のなかでは相当優秀な事は分った。だが、きっとタルトなんかの陰に隠れちゃうんだろーな……所詮4人いる妖精の一匹だし。

10:そっちへ行っちゃダメシャル!!
今回の映画で僕はシャルルに「頑張ったで賞」をあげたいです。
歴代のプリキュアエピソードを見ても、プリキュア本人に生き死にの精神攻撃を与えようというぐう畜はなかなか例がありませんからね。
それこそラストバトルのデューン様ぐらいしか思い浮かびません。そんな状況の思い出世界とは全くわからん状態で救出に飛び込むも、マナですら膝を折るような出来事の2重攻撃。
結局おばあちゃんに助け船を出してもらってようやく帰れたぐらいどうしょうも無かったわけで。

11:ありすちゃんとmksb(詳細は次回更新)
「マナちゃんのいない世界に意味は無い」と言ったありすさんを見て、mksbを思い出した俺は中々のプリオタだと思う(自虐)

12:ありすちゃんとランス
「そんなもの」にされてしまったありす幼少期の熊。私にはこれがランスとダブってしまって、勝手に感動してしまいました。

13:まこぴーンゴwwwww
思い出の国のフィルムは今までの人生で一番のピークを永遠に体験し続けるという場所みたいですね(気づくのが遅い)
俺はもちろん高校……聞いてないか。上記の状況で、まこぴーは任命式が幸せの絶頂だったんですね。その後すぐ国を滅ぼされたから無理もないか……。完全にヘタレてましたね。

14:もう(それしか方法が)ないじゃん……これも皆さんの感想と同じなんですが、「流血」ね。
11ファングでススだらけでもよかったところをあえての流血表現を選択したというところには大きな価値があると思います。
歴代のプリキュアさんのなかにも自分が敵の動機の一端になってるケースはありました。

そんな時彼女らは危険を顧みず敵の元まで出向き自分の非を認め謝罪するという行動に出ていましたが、傷ついた時の表現はどれもススだらけになるといったもので、
今回のような流血表現は本当に初めてという事で大変驚きました。
でも、心の痛みは実際の傷と同じぐらい痛いんだという表現としてはこれ以上の表現は無いんじゃないかなと思ったし良いシーンだったと思います。

15:マシュマロだッ!!(キリッ
(マシューが新郎としてマナを迎えに来ても)ええんやで(ニッコリ

16:たとえそれが本当じゃなくても、彼らは幸せだったと思う
今回の映画ではドラえもんの「おばあちゃんの思い出」というエピソードを思い出した人も多かったかと思います。
その最後の方でおばあちゃんがのび太の結婚した姿とお嫁さんを一目見たいと言い、のびたが最後のコマで静香ちゃんに今すぐ結婚してくれとかいう間抜けなコマで終わっています。
今思い返すと、あのシーンはギャグだったんじゃないかと思いました。
同じようなエピソードである「パパも甘えんぼ」ではおばあちゃんとの交流を最後のコマまで登場人物の思い出をかき切っている所を見るとねぇ……。

話はそれましたが、今回の映画でもこのような描写が見られました。
祖母と愛犬が姿を替え再びマナの前に現れ、成長したマナと未来のマナの結婚式を見られたというのは僕はとても悲しいけど幸せなことだったのではないかと思いました。
花嫁姿のマナを見て「マナ」と嬉しそうにつぶやいたマロが印象に残りました。

17:石ぐらい置いてってもいいのに……
決戦が終わってマロの残した最後のハートが石になってしまいましたが、正直石ぐらい形見としてマナの元に残してやってもいいのにと思いつつも、
これを見るたびに何度もマロ死亡シーンを思い出すのもかわいそうかと思ったり。

この感想文書いてる時点で次回が40話という状況。残すところ後10話近くになってきました。結局今年も最後まで見ることが確定しているので、どんな結末かをじっくりと見ていきたいと思います。

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