緑川家に新しい家族が増えるようです。
出産に備えて病院に行く母の代わりに、今日は一日なおちゃんが5人の弟たちの面倒をみるという事で張り切っています。
プリキュアさん達も、不思議図書館に集まってれいかさんから、緑が訳の様子についての話を聞くことになります。今更という感じもしますが、なおちゃんとれいかさんは幼馴染という事で、5人で集まる以外でもれいかさんとつるんでいるようですね（まぁ、海の時もそうだったんだけど、あのときはやよいちゃんが皆からハブられたインパクトが強くて…）
そんなわけで今日の緑川家の夕食はカレーライスです。4話から一年近く経ってるから、もう少し料理のバリエーションあってもいいと思いましたが、プリキュアと言えばカレーなんですよ、多分。（カレーって辛いからカレーっていうんだと思ってたーｂｙラブ）
商店街に繰り出す緑川六兄妹。町内会の会合や太鼓叩いてたりしたので、緑川家の町内での知名度は高いようです。今日新しい兄弟が生まれるという事で、町の人たちもなおを祝ってくれています。いい街ですね。
一方、バッドエンド軍。
マジョリーナさんにも最後通告が……。「最近ウルフルンさんやアカオーニさんを見かけないのはなぜだと思います？」というジョーカー。……いやだなぁ、わかってるくせに……。
とにかくマジョリーナも背水の陣で出撃となります。
商店街から帰宅し、いざカレー作成に入ろうとするなおちゃん。ですが、肝心材料である隠し味のりんごを買い忘れてきてしまいました。
姉の困ったというオーラを感じとり、林檎を探しにこっそり家を抜け出す下の兄妹ふたり。
不思議図書館での一件から手伝うという名目で遊びに来たみゆき達を待ち受けていたのは、なおの不安そうな表情でした。ちょっと目を離したすきに、兄妹がどこかへ行ってしまったそうです。
なおちゃん達は懸命に探すも、なかなか見つからず……。
また、りんごを買いに行った兄妹もお金を所持していないことに気づき、途方に暮れていました。
そこへマジョリーナが現れます。「白雪姫」よろしく、林檎を兄妹に渡すふりをして人質として手中に収めます。そこへなおちゃんがタイミングよく表れるも、弟達の手前変身できず……そうしている間にもマジョリーナは手を緩めません。
覚悟を決めて変身するも、防戦一方のマーチ。バッドエナジーに取り込まれてしまう弟達を助けることもままなりません。
しかし、弟には弟の矜持というものがあります。4話とは違いバッドエンド空間を破って、マジョリーナの前に立ちはだかります。マーチも、個人回覚醒を行い何とか攻勢に転じます。それでも、一瞬のすきを突かれ、弟達をターゲットに攻撃されてしまい絶望するマーチ。そりゃあまぁ、絶望もするだろうさ。
でも、マーチは一人でプリキュアをやってるわけじゃないので他の4人が助けに来てくれました。そこからはレインボーバーストで撃破、終劇という流れ。
とにもかくにも、兄妹が無事生まれてよかったと思いました。
来週はれいかさんが留学をするとかいう回らしいですが、生徒会長が留学なんておかしくないですか？（この疑問をジョーカーさんが来週言ってくれたらある意味凄いアニメ）
【細かい感想】
大きく分けて二つ。
今日の話は緑川なおという人間やその環境をきちんと現した話であるということは否定しない。しかし、今日の話の要素をもう少しなおの個人回に振り分けてもよかったんじゃないかな、とつくづく思う。
兄妹に対する思いや両親に対する尊敬、後はサッカーとれいかとの過去……。
変にプリキュア5を意識しちゃって、重要な話を避けてたような気もしないでもない。
サッカーに至っては、話自体無くなってしまったし。「マーチシュート」は決してサッカーの要素じゃないと思うんだな（笑）
もう一つは、副題にもなっているマジョリーナさん。
ウルフルンもこの前まで一緒に遊んでたとは思えないようなキャラになっていたけど、マジョリーナさんはさらに酷い……。まさか子供を人質に取って攻撃するほど性根が腐っていたとは……。今回の話は、マーチよりもマジョリーナにスポットが当たって、回心フラグを立ててくと勝手に思っていたので、あっけにとられていたことは事実です。
最終戦は暗くなることも多々あるプリキュアシリーズ。今回は敵味方中盤仲良しな雰囲気だっただけに、有名な以下のセリフを連発することになりそうです。
「お、俺はこの瞬間に対する心の準備はしてきた…だがやはりドス黒い気分になるぜぇ！」
