スマイルプリキュア#29話感想文【ショータイムだ】

夏休み最後の日(おそらく今日)は5人で遊園地に行くという話をしていたようで公園に集まります。

そこへ担任の佐々木先生登場。みゆきたちが遊園地に行くと聞き「宿題の方は安心そうね」といって去っていきました。

しかし、れいかさんを残した4人は完全に宿題が終わっていない様子。
遊園地へ行かず宿題をしようと肩を落とします。

公園から出ようとするとキャンディが落し物のサイコロを発見します。そのサイコロを振るとみゆき達は見知らぬ世界へ飛ばされてしまいました。

ついた先で目にしたものはバッドエンドの三幹部。どうやら、みゆきたちの拾ったサイコロはマジョリーナが作ったもので強制的にテーマパークで遊ばせるというもの。

宿題のために早く帰りたいみゆきたちですが、この世界から脱出するために三幹部とこの世界でのアトラクションで勝負をすることになります。

勝負の内容は意外と多彩で、もぐらたたきに始まりゴーカート、ボーリング、野球、水泳……等々。かって栄光の歴代プリキュアが挑戦したイエローワールドにスマイルプリキュアがチームとして挑戦というある種のリスペクトな世界でした。

すべての競技で負けた三幹部が用意した最後のアトラクションは観覧車でした。

観覧車に乗って一周した後、「ウルトラハッピー」と言えればいいといういたって簡単なもの。もはや勝負ではなく挑戦のような気がしなくもないですが。

観覧車の中で見せられたものは宿題が終わらずに説教される明日の自分たちの姿。

もはや、プリキュアなど関係ないし非常に滑稽ですがこれが現実です。
観覧車が一周した後の4人の表情は絶望しきっています。

しかし、そんなこととは無縁の存在が一人。
キュアビューティーこと青木れいかさんです。

確かに4人が宿題をやっていないことは反省しなければいけないが、反省を生かして次に進めばいい。それに、まだ時間は残っている。

正直言い分としてはかなり苦しい気もするが、このままゴリ押しでSアカンベェ浄化→元の世界へ帰って宿題という流れ。

普通なら間に合ったという話になりそうだが、れいかさんの想像を超えた宿題の残存量であえなく4人は補修。



『細かい感想』
・この4人をどうしたいんだ?
冒頭。佐々木先生はみゆき以下5人に対しかなり早い段階で補修とか言い出しているのが気になった。
この台詞によって20人以上いたクラスの中でみゆきたちがかなり成績の悪い子であることが伺える。

最終的にはクラス内で補修を受けるのがみゆきたち4人だけという視覚的にはわかりやすい状況になるわけだが……。
クラスには男子生徒もいるのにこんな状況になるのか?と思わずにはいられなかった。これなら悪戦苦闘している4人に勉強を教えるれいかという構図で締めたほうが絵的にはよかった気がする。


後は夏休み会4回見てきたけど、部活が全く無いというのは違和感。
敵に対しての対応は非現実を描いているのでいくらでも脳内保管というか納得することはできそうだけど、部活に関してはその「部活動」などをプリキュアメンバー入りのファクターとして扱っているからにはそのあたりは押さえていてほしいところではあります。

来週もまだ遊ぶつもりらしいです。