スマイルプリキュア#25感想文【2012年の夏休み】

「日曜日じゃないのに学校行かなくてもいいクル?」というキャンディに対して、みゆきは今日から夏休みだと言い庭の水撒きをしています。

我が家も庭の水撒きをしなければいけない庭を持っていますが、みゆきの家も相当な大きさですね……みゆきのお父さん(モモタロス)は超がつくぐらい勝ち組ですなぁ……。

夏休みに入ったみゆきはキャンディと喜んでいますが、何も予定が無いという事です。

そんなみゆきに渡りに船、あかねから海へ来てくれとのお誘いがありました。
意外と海まで近いんですかね……。

ところ変わってバッドエンド王国。
2話前に命のやり取りをしたとは思えないほど怠惰な生活を送っている赤鬼さん。

あ、怠惰というのがピエーロ様の目標でしたね、サーセン

ともかく、テレビを見て暇だと呟き、海水浴のニュースを見て焼きに行くことを決意。

最近のプリキュアさんの世界は夏休みには敵も休暇に入るようです。


あかねとの待ち合わせに場所には、例によってお好み焼きを焼いているあかねがいました。
そして、その店の隣には見知った緑色と青い色の髪の女の子がかき氷屋を……。
お店屋さんごっこをしているのではなく、ガチお店。

「あかねちゃん?これはどうゆう……」
騙されたことに笑顔でキレてるみゆきさん。
どうやら完全にお店のお手伝いとして呼ばれたようです。海を楽しみにしていたのでキャンディもむくれています。


「やよいちゃんがいたら全員集合なのになぁ」とみゆきは言っていますが、あかねもなおもなぜやよいを呼ばないのか……そのあたりは【細かい感想】で。


一話で5人変身しなくちゃいけない制約上、夏休みの美術の宿題という適当な理由をつけてやよいも海に引っ張り出されます。朝から晩までだらけきった生活を送る(来海えりか)と思っていただけに、少し驚きです。

やよいが来たおかげでキャンディは遊べることになりましたが、あかねとなおの張り合いは続きます。どちらの売り上げが勝つか勝負をするようですが……原価とかビューティとかとの関係上、お好み焼きに勝つ術は無いんじゃないかと思われますが……。

売上対決終了後も、バレー・サッカー・砂のお城・潮干狩りと夏の海辺で対決が続きますが、この場にいないやよいはともかく、みゆきとしてはみんなで遊びたいと思っているようで付き合わされつつも若干残念気味。

すわ、後は水泳勝負しかない!……と、意気込んだところで夏の呪いが……。
プリキュアさん達が、水着にグラサンと言う出で立ちでサーフィンしているアカオーニを肉眼で確認しちゃいました。赤鬼襲来でスクランブル、プリキュアに変身です。


変身後もあかねとなおは敵を打ち取ろうと張り合っていますが、そのせいで他の3人が全くついていけてません。スーパーアカンベェは制御不能になるほどの能力なので単騎でどうにかなるわけもなく、サニーとマーチ以外は氷に閉じ込められるピンチ状態に。

ホワイトアウトになりかけましたが、話を終わらせないといけないのでサニーとマーチの合体攻撃で3人を救出→プリンセスフォーム→アカンベェ撃破という流れになりました。

しかし、アカオーニさんは「日焼けができたのでいい思い出になった」と言って笑顔で帰って行きましたとさ。
「俺たちの夏休みはまだ始まったばっかりだ!」


細かい感想
「呼ばれなかったわけだが……」

本来この話をやるのであれば、5のパクリと罵られようとも序盤で行うべき話でしたね。
25話もやっておいて、今更やよいちゃんが頭数に含まれていなかったりあかねとなおが熱くなって突っ走ったり、それをみゆきとれいかが止められなかったり……。

25話まで来てしまった事でできなくなる表現と言うのもあると思うんだ。
その点についてはりんとかれんの関係はよくできていたなと思う。

やよいについては、完全に流れの中であの表現として決まってしまったのか根本的にそういう扱いなのかで、評価が分かれる。

①25話を動かすためだけにそういう配置にしたとしたのであれば、スイートで使って失敗した技法を繰り返しているだけになってしまう。

②しかし、根本的にスマイルプリキュア5人の人間関係を意図的に他のシリーズより浅く見せようとしているなら結果はどうであれその方向に突き進むのもありかとは思う。