スマイルプリキュア#11感想文【薄い本が……】

「イレカワール」の次は「チイサクナール」相変わらずのネーミングセンスの無さ。
そして相変わらずの紛失→交番へ。
この作風ならテンプレートにしてしまっても違和感なさそうだな。

マジョリーナが一網打尽にする必要もなく、拾った小づちでプリキュア達は小さくなってしまいました。キャンディからしたらいきなり皆がいなくなったのだから探すよね、そりゃ。

5人は小さい体で普段歩いている場所で大冒険を行います。色々と縮尺がずれるところもあるけど、その辺は気にしたら負けだと思っている。

キャンディを追って水たまり、階段、教室を経て草むらへと移動します。
そこには当たり前ですが、虫の世界が広がっていました。

問題は緑の人でした。虫が嫌いなようです。トノサマバッタに始まりアゲハ蝶の幼虫、アリ、クモ、テントウムシ、団子虫のリアルな姿を見て失神。
こんなもん、なおさんじゃなくても失神すると思うのだけど一応なおさんのメイン回なので。

心配して食べるものを持ってきてくれた団子虫の幼体を見て、なおさんは怯えるもれいかさんに虫たちも一生懸命生きていてすばらしい世界だ。と言われ考えます。

そこに(ようやく)マジョリーナが登場。そのことでキャンディにもプリキュアを見つけてもらいます。
今回の敵はタンポポアカンベェ。バッドエナジーは人間で無くてもいいのか。
小さくなったプリキュアのサイズに合わせた敵を用意してくれる辺りが、また優しいです。
戦闘も内と外の表現の仕方が違うという凝った作りになっていました。

最終的にはなおさんの頑張りでアカンベェは浄化。
しかし、なかなか虫嫌いを克服するのは難しいようでした。

感想
正直10話は個別エピソードだったんですが、食べ物に造詣が無い自分にはついていけなかったところもあったんですが、今回の個別エピソードは楽しめました。

やよいが虫に強く、なおが弱いというのは想像の範疇でした。予告を見たときには薄い本が厚くなるなとか馬鹿な事を思っていましたが、今回のアカンベェは虫ではなく草。この辺は意外でした。

それにしても、プリキュアの話ばっかりしていたスイートと日常描写しかないスマイル……どこでこんなに差がついたのか。

次回予告はキャンディ。既にバッドエナジーが垂れ流し状態の予告なんですが……。
個人的にキャンディは好きすぎるので、来週泣かないか心配……。