プリンセスプリキュア雑感【41話〜50話】

お久しぶりです。既にテレビシリーズは終了していますが中途半端で止めるのもよくないのでプリンセスプリキュア41話から50話までの感想文という事で書いていきたいと思います。

ラスト10話という事で当然ですが登場人物の着地点を構成するという話になります。
ゆいちゃんを皮切りにきらら、みなみさんの現実性のある夢への方向性、またホープキングダムとディスダークの人物達の方向性というのも明らかになりました。

そしてその話がすべて終わったところで残り4話。ディスピアとの決戦へと入っていく事になりました。
ディスピアとの決戦自体は1話でしたがそこに至るまで、再利用したロックでノーブル学園の生徒たちを再び絶望に陥れたり、そのノーブル学園の生徒たち一人一人が絶望の檻から脱出してプリキュア達に逆に力を与えるという王道展開を繰り広げました。

そして最後の最後にクローズさんが本当のラスボスとして第1話と同じようにフローラと戦うというのは今までにない感じでとても印象に残りました。
全てが終わってみんながそれぞれの夢に向かって歩いて行く中で、はるかがどっちの方向を向いていたのかは最後まで曖昧なまま終わってしまいましたが、一瞬でも成長した彼女達の後ろ姿が出てきた所に彼女達の行く末が明るいものであったんだろうという淡い期待を込めて見ていました。


この10話の中で特に印象に残ったシーンはやはりシャットさんのシーンでしょうか。
組織の形態の変化に全くついて行けず、挙句の果てにディスピアから「いらない子」扱いを受けてしまったシャットさん。
普通なら自暴自棄になったところを倒されて終わりという筋書きが予想できてしまいますが、シャットさんの場合はそうはならなかったようです。
この辺はよくわからない部分ではあるんだけど、「今の自分の立ち位置に迷っている事」や「トワイライトに従事していた事」などが最後まで生き残れた理由なのでしょうか。

最終的にはディスピアに反旗を翻し、プリキュアと共に戦い最終回後も自分の道を歩んでゆくという姿を見る事ができました。
個人的にはホープキングダムでトワ様に再び従事してほしかった所ですが、生きてさえいればまたどこかで彼らが交わることもあるでしょう。

それでは、プリンセスプリキュア総評へと続きます。