プリンセスプリキュア雑感【31話〜40話】

前回の記事に続いてサボっていた感想文を書いていきたいと思います。
今回はプリンセスプリキュアの31話から40話までを振り返ってみたいと思います。

このタームの初めとしてはノーブル学園の新学期が始まったのと同時にクローズさんの復活がありました。
クローズさんは以前の様なパンクのお兄さんという茶目っ気のあるものではなくより純粋な悪として生まれ変わります。

プリキュア側は行方不明となっていたカナタと再会を果たしますが彼は記憶が無くなっていました。
そんなカナタを気にかけつつ物語は進んで行き、キュアフローラとクローズは再び対峙する事になります。
一度は記憶喪失のカナタとひと悶着ありましたが、フローラは立ち上がりその想いはカナタの記憶の復活と言う奇跡を起こしました。
復活したカナタとトワ様が語るホープキングダムの過去と現在の話を胸に、プリキュア達は次の戦いへコマを進めて行くことになります。


上記がお話の流れです。
その中で印象に残った話は33話のミスシャムールが主役の話と39話のキュアフローラの復活回でした。

まず33話についてですが、この話は脇役であるミスシャムールが主役の話でした。

ロックとして操られていた妖精クロロを元気にするべく色々な場所をクロロと徘徊するシャムール先生。
グランプリンセスになる為の大切なことを自らの行動で示したいい回だったと思います。
劇中で彼女が敵であるシャットさんに差し伸べた手が、どのような結末を迎えるのか期待したいと思います。

次に39話。これは2話構成の話の後篇に当たるお話です。
前篇でフローラは何のために戦うのかという事がわからなくなってしまいました。
原因としてはクローズの猛攻と、カナタの発言でした。
記憶を失っているカナタは外見はそのままですが、フローラがなぜ戦っているのかを忘れてしまっています。
そんな彼にはフローラが戦いで傷つく姿が耐えられず、「もうプリンセスになるな」との発言をしてしまいます。(なお、この時仲間はクローズの作戦などもあり不在でした)
ここで(カナタは記憶が無いからしょうがないね)などと考えられれば話は楽なのですが、フローラはそれを真に受けてしまい変身すらままならなくなってしまったという話でした。
フローラの絶望で街が滅茶苦茶になる中、カナタも事の重大さがわかりフローラの元へ向かいもう一度自分の素直な思いを打ち明けます。
フローラはそれに答えつつも自分の力で立ちあがり、もう一度プリキュアに変身する事ができるようになりました。
それに呼応するかのようにカナタも記憶を取り戻しクローズを撃退。一件落着と相成りました。

記憶を取り戻したカナタはフローラにいたく感謝をし、「君の夢を守りたい」なる発言までしています。軽い気持ちで言ったセリフで無い事を祈ります。

藍原ゆうき?誰だよ(ピネガキ)