ハピネスチャージプリキュア44話感想文

どうやら話の展開的にここから最終章みたいなんで少し記録を残す的な意味で今回も更新させていただきます。

ミラージュを浄化しブルースカイ王国も奪還し、プリキュアとしての戦いもひと段落ついた感じもありますが、主人公のめぐみ自体はブルーに対して完全に失恋してしまいましたのでまだ話は終われません。
そもそも一カ月以上尺が残っていますし、なによりクイーンミラージュという敵を生み出した鏡の中にいる男がラブリーを狙っています。

そんな感じで始まった第44話。もうすでにOPには解決済みの案件ばかりになり、現状の状況が全く示されていません。
もう残り一カ月で差し替え分にしてもコスト的にあれだとは思いますが。

失恋した事を察してかめぐみの家にみんながやってきます。
今日は朝までパジャマパーティを行うそうですが、さすがにこの状況で押し入れのぬいぐるみが語りかけてきたりはしません。ちょっと前にもやったし。

女子特有のこの暴露会。なんかもうブルーが「神様」という肩書無くした瞬間に離れていきそうな感じで少し笑ってしまいました。
それでもめぐみの傷心は深いようで、振り切れないまま朝を迎えベランダへ行くとそこには誠司の姿が。

誠司もめぐみが落ち込んでいる事は冒頭から気付いていたようだったので、彼女を外に連れ出します。
誠司とめぐみがデートしてるの見て、僕も「なんでもっと早くこうゆうのやらんの」と思っておりましたが、早くやればやったで「まだ戦いは終わってないんやで」とか言い出しそうなのでかえって一段落ついた今だからこそという気もしました。

いろんなところに行っていつもの河原で二人並ぶ誠司とめぐみ。めぐみはともかく誠司はしっかりしすぎて時々中学生だという事を忘れそうになります。
(もっと押しが強くないとブルーには勝てんで、と思いつつ)

肝心な事を言えず、いったん誠司が席を外したところに赤いサイアークと赤いお兄さん(レッド)が出現。失恋しためぐみに漬け込みミラージュと同じように世界を破壊する先兵として洗脳しようとします。
しかし寸での所で非常事態を察した誠司のめぐみを呼ぶ声でレッドの手に堕ちるのは免れました。なんか最終回みたいな感じもするけど。

途中劣勢になりながらもひめたちの増援もありなんとか赤いサイアークを退けたラブリー達ですが、レッドはまだキュアラブリーを諦めていないようで次は外堀を埋める作戦の様です。
今までならプリキュアの中の誰かや再生怪人が標的として挙がりましたが、レッドの部屋の鏡には誠司の姿が……不穏すぎる。

次回は「敵は神様!?衝撃のクリスマス!」というタイトルですが、語られている内容は誠司が敵になるという内容なんで、神様がどう敵なのかは放送まではわかりませんね。
今日の話の元凶という意味では神様なのでしょうが……。


総評
ついに始まってしまったハピネスチャージプリキュア最終章。
もう幻影帝国三幹部、ファントム、ブルースカイ王国、プリカード集め、モメール、シャイニングメイクドレッサー、氷川まりあ、海外のプリキュアプリキュア墓場から解放されたプリキュア……ここに挙げただけでも9個の要素をとりあえず脇に置いておいても、主人公であるめぐみに対してある程度の決着をつけようという本気が伝わってきます。

各々の登場人物がレッドというラスボスにどうやって向き合っていくのか、なにより誠司とめぐみはどうなってしまうのか……(毎回言う予定)