スイート→スマイル→ドキドキ

本日はお休みです。恐らく、黄瀬さんがどうしても外せない用事があったのでしょうが本人の薄い本もたくさん売っているのではないでしょうか。そう考えるとかなり不安になります。


さて今年のスマイルプリキュアも正味一カ月ぐらいになりました。
自分の中でプリキュアの基礎となっているのが、ハートキャッチの映画・フレッシュ全話・SS全話となっていた私にとって、スイートは必ずしも満足できたものではなかったです。

今から考えれば、ああいったものが女の子っぽいかもしれないと冷静に考えられますが、世界観を含め現実世界に全然マッチしていなかったのはどうなんだ?って感じが最後までぬぐえませんでした。5とかも別世界なんだけど、恋愛要素があったから気持ちの機微的なものが人間味があってまだ受け入れることができたんだけど……。
主人公の響はストイック過ぎるし、恋愛担当かと思われた奏では中盤から相槌しか打たないし、エレンは人間になって以降全く面白くなかったし、アコちゃんは出るのが遅すぎた。

……とまぁ、このような感想を持ちつつスマイルプリキュアを迎えたわけですよ。

正直、23話ぐらいまでは違和感なく見れました。(キャンディーが囚われて、バッドエンド砲が出てきたあたり)

ウルフルンから始まってアカオーニ、ねるねるねるね、道、ポップ、太陽マン、黄瀬ちはる、星空育代、など色々なネタになりそうなインパクトのあるキャラクターがどんどん登場しました。黄瀬さんの父の日のエピソードも前半でした。育代さんに至っては、数回しか画面に出ていないのにポスターになる始末。大人気です。


ただ、ピエーロを一度倒した(ピエーロ側は姿を現した)にもかかわらず、メルヘンランドの女王が現れないという事態から疑問符が付きます。
デコルを集めないと状況が改善しないという公式を、もう一度繰り返すことになりました。
この時点では、まだロイヤルクロックも出ていません。

とりあえず、またデコル集めに戻りますが……。どの話もなんか惜しいというか……。
まず夏休み編が入ります。甲子園との兼ね合いもあるのですが、20話以前からこの手の話を入れてきてしまっているため、ただただデコルを集める為の30分というのがバレバレでもう少し一人ひとりの人となりに触れるとかしてもよかったように思える。特に怪談の話は全体の中でどういう意味があったのか教えてほしいぐらい。

なまけ玉2週連続を経て、第3個人編と第4個人編が同時に来ました。今までのプリキュアには無かった視点は見事というしかないんだけど、結果的に一人ひとりの物語を見るとはたして成り立っていたのかという疑問符は残ります。

かの明堂院さんのように変身できた時点で、殆ど自分の課題が解決しちゃってやること無くなっちゃったというのも問題だけど、結果的に何も解決してないみゆきとなお、れいかは最終回までにどのような力技を見せてくれるのか、気になるところ。


【細かいこと】
二つ。

一つ目。正直な話、日常系萌え四コマのアニメを作ってるわけじゃないんだから、もっと各々の人間性に切り込んでもいいと思う。今更だけど。
やっぱり5人というのが尺的に厳しかったのかね。4人ではある程度で来てたもんね。一年でも。


二つ目。
三幹部はどうなってしまうのか。
スマイルプリキュアプリキュアの物語ではあるが、今回は異常なまでに敵との距離が近い。他のシリーズでも色々あったけど、人間に擬態しない状態で普通に写真に混ざったり、一緒に遊んだりするのは今作が初めてではないだろうか。

それゆえに、何度も言っているが後半のスイッチの入り方は違和感しか感じない。
メフィストのように洗脳されてるんだったら話はわかるけど……この辺も最終回まで待つことになるのか……。

いずれにせよ、完全消滅と絵本の中の住人にデフォルメされてモブキャラ扱いになる。だけは勘弁してほしいところではある。


……ドキドキの事かくの忘れた……。まぁ、いいか。