スマイルプリキュア#31話感想文【キャンディ、怒りの超覚醒】

アバン。お花畑で幸せそうなキャンディ。しかし目を覚ました先にあったのはプリキュア達の敗北風景だった。
そんな衝撃的な始まり方をする31話。正直、一話飛ばしてしまったのかと思いましたよー(棒読み)

ロイヤルクロックとは何ぞや?と聞くみゆき達5人に、凄いアイテムだの一点張りのキャンディ。そんなことより腹減った。
するとみゆきがクッキーをとりだします。でも一枚しかないから、6等分しよう。
「一人で全部食べる<皆で分け合って食べる」という明確な伏線なのです。

そうこうしていると、ポップが登場してロイヤルクロックの説明をしてくれます。しかし、この兄貴もそこまで詳しくは無いらしい。
結局自動的に電源が入り、メルヘンランドの女王と通信ができるようになった、というところまで。

一方バッドエンド王国では、ジョーカーが新兵器を開発。アカッパナの上に例の絵の具を塗った仕様らしく、スーパーアカンベェを超えるアカンベェを生み出すことができるそうです。
ジョーカーさんは当初と立ち位置が変わっているのか、明らかににウルフルン達より格上の存在になっている感じもします。今日はウルフルンが出撃。


バッドエンド空間出現に伴い、バトルパートの開始。
クロッパナは使用者を体内に取り込み、モビルトレースシステムみたいなものでした。
確かにあれは強いからね、気力がたまると手がつけられない。

案の定ボコボコにやられるプリキュアさん。しかし、今日の標的はまたしてもキャンディ。
ジョーカーもバトルフィールドに現れ、バッドエンド王国の理想を具現化した「なまけ玉」にキャンディを閉じ込めてしまいます。
「なまけ玉」の中でキャンディは年相応にお花摘みやブランコをしながら遊びます。心配事や苦労の無いただ遊んでいればいい世界。
しかし、プリキュアさん達はそれを否定します。つらいことがあっても乗り越えなければならないことがある。等(笑)

結果的にキャンディが冒頭の伏線を回収し自力で脱出、アカンベェも倒せて「めでたしめでたし」……と、思っていたのか?

次はプリキュアさん自身が「なまけ玉」体感してみてくださいよぉ〜。
毎度思うがジョーカーさんは同人誌から出てきたかのようなキャラクターだな……。



「細かい感想」
12話の時から思ってるんだが、スマイルプリキュアはシナリオを進める回がどうも雑に見える。日常回に力を入れてるんです。と言えばそれまでなのだが……。

来週はこの話の続きだろうけど、また「なまけ玉」に囚われて脱出するというシナリオをやるの?って言いたい。どうせ、脱出すると言っても予告を見る限りじゃ4人が既に同じ空間にいるといういつもの平等状態なんでしょ?それじゃ今回のキャンディとどう違いがあると言うのか……。

プリキュア5の話はさんざん他の感想文でも言われてるからあまり言わないけど、シリーズ作品と似たものになるのは百歩譲っても、前回と同じ事を続けるっていうのはどうも……。