スマイルプリキュア#16感想文【道程】

反則的に頭のいい子には嫌みの一つも言いたくなる気持ち、私にもありました。

中学生の時は特に中間期末のテスト=成績という流れを初めて体感する時期なので余計に「勉強なんてやったってしょうがねーじゃん」みたいなノリになることは否定はしない。


今回勉強の壁にぶち当たったのはれいかさん。

いままでやっていた事は自分の意思によるものではなかった。という流れで一切合切の活動を自粛。家族の理解もあり「なにもしなくていい」を実践させてもらいます。

しかしながら、全くやることが無い中でやりたい事に出会うのは結構難しい。

答えを見つけられそうにないので仲間の私生活に密着し観察することにします。

みゆきは図書室で童話鑑賞、やよいは教室で漫画の練習、あかねはバレー部で部活動、なおは河原で弟たちの面倒を見る……。それぞれのものを見るも、いまいちピンとこない。

そこへバッドエナジー吸収背景に切り替わり赤鬼襲来。
アカンベエは問題集でプリキュア4人に各教科の問題を出題。
しかし、案の定4タテくらって敗北。

ここでれいかさんの登場。


道に迷っていたんです。


「私は自分の意思でここに来た」
「そしていつか自分の道を見つけたい」
「僕の前に道は無い、僕の後ろに道はできる」
……等のセリフをはさみつつ赤鬼撃退。

4人にも勉強にとりくむヒントなどを教えて今回はおしまい。
来週は久しぶりの芸能人回。


細かい感想
若干てんどん気味だったような気はしましたが、仲間の私生活めぐりをした後のキャンディとの会話(この後のジュースは別にして)や、後半の名言ラッシュは見ていて教育的で良かったのではないかと思いました。

基本的にこういうものは勉強しない人間が主役となり、勉強の大切さを知るというものが多い感じがしますが、今回のような発想はなかなかできないと思いました。