スマイルプリキュア第37話感想文【うーん……】

今週のネタは生徒会長選挙。
実際にどのぐらいの時期に生徒会長選挙がおこなわれているのかは、自分はよくわかってません。自分の通っていたところはほぼ承認状態で、生徒会長の座を巡るバトルも無いし、良い方にも悪い方にも属さない事務方の生徒会だったように記憶しています。

5話以来全く生徒会の描写が無いまま生徒会長の選挙と言うのも凄い話ですが、今回凄かったのはバッドエンドの三幹部が七色ヶ丘中学校に転校してきたという件。時代錯誤のヤンキーで明らかに身長が高すぎると思うんです。

彼らはテレビに影響され、生徒会長になれば生徒達を自由自在にできると思ったので生徒会長の選挙に出るそうです。
初めは生徒会長になる気は無いと言っていたれいかさんですが、バッドエンドの無茶苦茶な公約を嫌悪し立候補を表明。

しかし、選挙活動の状況は芳しくありません。サポーターも4人のみと言う状況。更には明確な公約を掲げるバッドエンド3幹部に対し、れいかさんの公約は正直わかりにくい。

結局、投票日の演説会の段になってもれいかさんの主張は生徒の心を動かすことはできません。
調子に乗ったアカオーニとマジョリーナのミスで選挙は中断、戦闘シーンに入ります。
しかし戦闘シーンでもウルフさんはキレキレ。れいかさんが泣きそうじゃないですか。

でも、個人回なので勝たないといけないから結果的には勝ち。
ウルフルンは帰らず選挙も続く……。

「宿題廃止」を選挙公約にしたウルフルンタロウに対し、挨拶、美化、植物の育成の三点を挙げ、それを行うことの意味を付け加えたれいかさんが下馬評を覆し当選。

れいかさんが何代目か知らないけど生徒会長になりましたとさ。


次回はみんなが子どもになるというお話。れいかさんとウルフルンがヤバすぎるw
しかし、再来週まで我慢。この期間で映画見れるといいなぁ……。


【細かい感想】

れいかさんの回、難しいのかね。動かし方が。
12話かなんかの時も思ったんだけど、大事な要素が欠けてるから違和感があるまま見ちゃうんだよね。

今回違和感だったのはやっぱり生徒会の存在や選挙の流れ的なもの。最近スケットダンスにはまってたから、元生徒会長が不在でストーリーが進むってのも気になった。
入江会長と言う明確な人物を作ったんだから、少しは活用すればいいのにと思った。脚本の方も本出して金を稼いでる方ならこれまでの設定とか確認しないわけないと思うんだけど……。

選挙の流れも、どう考えたってあの状況でれいかさんは勝てないだろう。耳あたりのよい公約の弱点を明確にさらすか、現状維持と清く正しい生活をしてきたことによって得られたものを一般生徒と共有できるような表現の仕方で示さなければ、厳しかったと思う。

今回そこのラインが全くないから、プリキュアの力比べで勝ったから無条件に生徒会長になれた、みたいに感じてどうもな……5ではそんな感じかもしれないけど、それは……スマイルっぽくないな。ウルフルンが残ったのはいい判断だったと思うんだけど、結局無条件勝利だったので意味が無くなってしまった。

まぁ、こんな感じで三幹部の擬人化に騙されちゃった感じがしたれいかさんの個人回でした。